米MPEG LAは、携帯端末向けのデジタル著作権保護技術「Open Mobile Alliance(OMA) DRM」のライセンス体系を改定、ライセンス料の値下げを行なうと発表した。
OMA DRMは、携帯電話、携帯端末向けのDRM技術。MPEG LAでは、2005年1月6日にOMA DRMのライセンス料金を発表していた。
OMA DRM対応の携帯端末の1台に対するロイヤルティは、1ドルから0.65ドルに値下げ。また、OMA DRM 1.0を利用したコンテンツ配信についても配信事業者にロイヤリティを予定しているが、これも1加入者あたり支払額の1%から年間0.25ドルに値下げされた。
<コメント>
せっかくの業界規格も採用されなければ意味がない。携帯電話バブルも過ぎ、関連業界もサービス内容と妥当な価格のバランスにシビアになってきている現れだろう。
関連リンク:MPEG LAの発表リリース(PDF) |