国際レコード産業連盟(IFPI)は、2005年上期における世界の音楽ダウンロード販売数が1億8,000万に達したという調査結果を発表した。
調査によると、2005年1月〜6月の音楽ダウンロード数は、2004年同期(5,700万曲)の3倍以上、2004年通期(1億5,700万曲)を越える1億8,000万曲。
合法な音楽ダウンロード販売が行なわれているウェブサイトの数は世界で300以上となり、昨年の約3倍となっている。
一方、ファイル共有などで違法な音楽ファイル交換は9億曲に上り、1月の調査(8億7,000万曲)と比較して上昇率は3%とゆるやかになっている。これは、ブロードバンド利用の上昇率13%を下回っている。
<コメント>
数字の把握が少々分かりにくい発表ではあるが、少なくとも合法的な音楽ダウンロード販売が急速に伸びていることを示している。これがビジネスとして成立することが本当の意味での違法ダウンロードとの戦いに勝つことと考える。
関連リンク:国際レコード産業連盟の発表リリース |