ソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)は、プレイステーションポータブル(PSP)にも対応した携帯再生機器向けコンテンツ配信サービス「Portable TV」(ポータブル・ティー・ヴィー)を発表した。
「Portable TV」は、PSPなどで再生できるH.264/MPEG-4 AVC形式(H.264)の動画ファイルをPSP内のメモリースティックに配信するサービス。
最大の特徴は、H.264形式の動画ファイルを配信すること。PSP専用の配信サービスではないが、現在H.264形式の動画を再生でき、メモリースティックを採用している携帯プレーヤーはPSPのみのため、実質的にはPSP用のサービスとなっている。
配信する動画はメモリースティックビデオフォーマットに準拠しており、動画の解像度は320×240ドット、音声はAAC。利用方法は、パソコンからSo-netのサービスページにアクセスし、パソコンにUSB接続したPSPのメモリースティックに動画ファイルをダウンロードする方式となる。
サービスは2005年7月27日より開始。スタート当初は無料ダウンロードサービスとして、映画の予告編やスポーツ、音楽、韓国ドラマ、アニメの第1話など、約100本をラインナップする。
今後、映画本編、音楽、バラエティなどの有料コンテンツを順次追加する予定。また、様々なジャンルを提供するコンテンツ事業者とも積極的な提携を進めていくとしている。
<コメント>
PSPを対象としたコンテンツ配信サービス。これは動画だが、音楽でも同様のサービスが出てくることを期待したい。
関連リンク:ソニーコミュニケーションネットワークの発表リリース |