2005/08/22
ヤフー、フルサイズの音楽をいつでも無料で聴けるサービス開始
 
 ヤフーは、提供する音楽ポータルサイト「Yahoo!ミュージック」において、約10万曲の楽曲をフルコーラスで無料聴取できる新サービス「Yahoo!ミュージック サウンドステーション」を2005年8月22日より開始したと発表した。

 「Yahoo!ミュージック サウンドステーション」は、アーティスト別、ジャンル別など全35チャンネル72番組から選択し、自動選択されたフルレングスの10曲を専用プレーヤーで聴くことが可能なストリーミング配信サービス。

 トップページからチャンネルとその中の番組を選択すると、専用プレーヤーが起動。自動で30秒の映像付き広告が配信された後、自動選択された5曲を再生する。再び30秒の広告が流れた後、次の5曲が開始する。1つの番組には100〜300曲を用意。楽曲再生中、プレーヤーにはCD購入ページや、アーティスト情報ページへのリンクも表示される。

 動作環境は、OSがWindows XP/2000/Me/98SE、ブラウザがInternet Explorer 5.5以降で、Windows Media Player 9.0以上、Macromedia Flash Player 6以上。配信帯域は32kbps。著作権保護方式としてWindows Media DRMを採用している。

 なお、Yahoo! JAPAN IDでログインをしていない場合、3曲目終了後にメッセージが流れ、ログインすると引き続き再生が行なわれる。広告や曲はスキップできず、曲の演奏中に一時停止のみ可能となっている。

<コメント>
このリリースを受けてヤフーの音楽配信サービスとする報道も見受けられたが、上記にあるようにストリーミングサービスであり、明確に区別しておきたい。ただ、ストリーミングにおいて今回のような広告収入による無料サービスが成り立つのかは興味深いところ。

関連リンク:ヤフーの発表リリース
 
 
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