オリコンは、同社が展開している音楽配信サービス「ORICON STYLE」に関連し、オリコンランキング調査協力店である国内CDショップ5社と提携、各ショップが運営するWebサイト上から、ORICON STYLEの音楽配信ページへ誘導するサービスを提供すると発表した。
提携を行なったのは、山野楽器(店舗数:34店)、玉光堂(29店)、JEUGIA(28店)、すみや(58店)、ヤマチク(16店)の計5社。
今回の提携では、各CDショップのWebサイト上からORICON STYLEでダウンロード販売する楽曲の配信ページへと誘導。課金決済および配信はオリコングループで行ない、売り上げの一定料率分を各CDショップへと支払う。
一方、ORICON STYLEのサイト上でも、ユーザー音楽CDを購入する場合に提携CDショップへのリンクを用意し、売り上げの一定料率分をオリコングループが受け取っていくという。
音楽配信サービス、およびCDパッケージ販売への誘導は2005年9月下旬から2005年11月にかけて順次スタートする予定。
なお、随時提携するショップは増える見込み。
<コメント>
音楽配信が普及すると、CDショップが影響を受けるという論説はずっと以前からあった。平素、情報をやりとりしているオリコンからすれば、より無視するわけにはいかない。相互のアフィリエイトに過ぎない今回の提携も、その意味では重要なポイントであると言える。
関連リンク:オリコンの発表リリース(PDF) |