インデックス、ティーズ音楽出版、幻冬舎、TBS ラジオ&コミュニケーションズの4社は、音楽配信やアーティストの発掘などを手がける合弁会社「インデックスキャスティング」を設立し、音楽配信事業に参入すると発表した。
新会社の資本金は9,500万円で、資本準備金は4,750万円。インデックスが57.9%を出資し、田辺エージェンシーの子会社ティーズ音楽出版が31.6%を、幻冬舎が5.3%を、TBSラジオ&コミュニケーションズが5.3%を出資する。
新会社では、モバイル、パソコン向けの音楽配信事業、アーティスト・音源の開発・制作などを行う。
音楽配信事業については、アーティストの作品発表に特化したソーシャルネットワーキングサイト(SNS)、ポッドキャスティングサービスなどを提供し、そこで発掘されたアーティストの楽曲を配信していくとしている。
また、周辺事業としてライブやイベントも手がけるほか、チケットやアーティストグッズの販売、コンテンツの他社サービスへの供給、広告事業も行なう予定。
<コメント>
音楽配信のために合弁会社設立というニュースも久々な印象。内容を見ると、SNSやポッドキャスティングと言った最近流行りのWebサービスをビジネス化しようという中で音楽を切り口にしたものと見られる。配信自体がビジネスなのではなく、Webを活用した音楽ビジネスを目論んでいると見た方が良いと考える。
関連リンク:インデックスの発表リリース
インデックスキャスティングのサイト |