2001/04/26 スピードネット、月額4,350円と5月25日からのサービス開始を発表 　 　スピードネットは東京電力の光ファイバー網をベースにしたIPネットワーク接続サービスの概要を発表した。 サービス申込の受付が5月1日から、サービスの開始が5月25日から、いずれもさいたま市の一部地域から開始となる。 　提供されるサービスは無線アクセス方式で最大1.5Mbpsのベストエフォート型。料金は初期費用として標準工事費が9,900円、契約手数料が3,000円、月額利用料が4,350円となっている。 月額利用料の中にはアンテナ／無線子機の使用料も含まれる。 　サービス地域の展開予定は2001年9月にさいたま市全域、10月には東京都区部、12月には東京都市部、川崎市、横浜市、2002年2月には千葉県エリアへとなっている。 　またスピードネットでは「OPEN POLICY」という基本方針を掲げ、無線だけではなく有線による接続サービスも追加する予定。 有線サービスは10Mbpsの帯域共有型で2001年夏の開始の予定としているが詳細はまだ未定。 　なお、スピードネットはサービス開始を前に50億円の第三者割当増資を行い、東京電力が出資比率77.13%の大株主となり東京電力系ネット接続事業者となる。 ＜コメント＞ 当初の計画から大きく遅れたスピードネットのサービスがいよいよスタート。 今となっては料金に割安感は乏しいが、CATVやADSLの向こうを張って無線アクセスがどこまで利用者を獲得できるか注目される。 関連リンク：スピードネットの発表リリース 　 　 インフラ情報↑ Copyright©2000-2001　EMD.GR.JP　All rights reserved.