2001/05/16
DDIポケット、パケット通信サービスを開始。
同時に定額制サービスも追加
 
 DDIポケットはパケット通信を活用した新しいデータ通信サービス「AirH"(エアーエッジ)」を発表した。 同時に月額7,000円の定額制料金サービスも発表した。サービス開始は2001年6月1日から。

 AirH"はこれまでの64Kbps回線交換方式に32Kbpsのパケット通信を加えたサービス。パケット通信の導入にあたりバックボーンに低額の有線IP網を利用することにより低コスト化を図る。 通信方式はデータ量に応じて64Kbps回線交換方式と32Kbpsパケット通信を自動的に切り替える「フレックスチェンジ方式」と、32Kbpsパケット通信のみの「32Kパケット方式」の2種類が提供される。

 料金コースも2種類。フレックスチェンジ方式を採用する「ネット25」は月額5,800円で25時間までのデータ通信が利用できる。
 もう一つが32kパケット方式の「つなぎ放題コース」。月額7,000円で利用制限なくデータ通信が利用できる。

 サービス開始はフレックスチェンジ方式が2001年6月1日から。32Kパケット方式が2001年8月の予定。プロバイダーは「DION」と「PRIN」が対応する。
 対応機器としてサービス開始と同時にPCカード型PHS端末が発売される。

 なお、リリースの中でDDIポケットは2001年秋にも128Kbpsのデータ通信サービスを導入予定としている。

<コメント>
ユーザー数は減少しているもののデータ通信用途に根強い人気のあるPHSにパケット通信が加わった。さらに定額制も加わることでモバイルユーザーには心強い。 惜しむらくは音楽配信サービスに対応する機器でも定額制を導入してほしかった。また、今秋に128Kbpsサービス開始予定では購入計画が難しくなりそう。

関連リンク:DDIポケットの発表リリース
 
 
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