2001/05/24
清水建設など、集合住宅向け常時接続サービス会社を設立
 
 清水建設、日立製作所、三菱地所、日本リロケーション、東京ベンチャーキャピタル、三菱信託銀行の6社は既存集合住宅向けに ブロードバンド環境を提供する事業会社「株式会社スーパーリージョナル」を設立すると発表した。設立は2001年5月末、6月に一般第2種通信事業者の届け出を行い、 7月からサービスを開始する予定。

 サービス名は「すーぱあねっと(super-r.net)」。既存の社宅・寮、賃貸集合住宅を主ターゲットにブロードバンド環境を提供する。 当初はADSLを利用し、首都圏からサービスを開始する。

 サービス料金は2種類。
 ・一般集合住宅向け:初期費用(加入費、工事費、専用アダプタ利用権含む)25,000円、月額利用料2,980円
 ・社宅(寮)向け:初期費用無料、月額利用料3,980円
 いずれも通信速度は1.5Mbpsで、プロバイダー料金やメールアドレスも含まれる。加入者のみの受益者負担とし、同じ住宅に住む未加入者や家主に負担はない。

 今後は光ファイバーなどのインフラの導入や加入者に対する生活支援情報の提供なども行っていくとしている。

<コメント>
集合住宅向けのブロードバンドサービス事業者の設立が相次いでいる。今のところはブロードバンド環境の普及を進める段階として事業者の需要はまだあるだろう。

関連リンク:清水建設の発表リリース
 
 
インフラ情報↑


Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.