法人向けに無線方式のインターネット接続サービスを提供しているビットキャットは、6月より一般住宅を対象とした「ビットキャットホームプラン」の提供を首都圏において開始すると発表した。
ビットキャットホームプランで利用されるのは2.4Ghzの周波数帯を用いた無線接続方式。直径約16cmの無線機を各戸のバルコニーに設置し、最大2Mbpsの通信速度の常時接続環境を提供する。
料金体系は2つ。
プランA 初期費用48,000円 月額利用料(定額)2,400円
プランB 初期費用25,000円 月額利用料(定額)3,900円
いずれも回線使用料とインターネット接続料を含むが、別途無線機取り付け工事費用8,000円(標準)が必要となる。
サービス内容は両プラントも変わりはなく、固定グローバルアドレス1個、メールアドレスとホームページスペースのアカウント5個が付与される。
また、マンションなど集合住宅向けには管理組合の負担のない個別契約を可能としている。
ビットキャットは三井不動産と無線LAN機器メーカーのコーラスとの合弁会社。 通信回線網を構築する第一種電気通信事業者としてのビットキャットコミュニケーションズ株式会社と、それらの回線網を利用してインターネット接続サービスを提供する第二種電気通信事業者としてのビットキャット株式会社から構成される。
<コメント>
一般住宅向けのブロードバンド環境もバラエティに富んできた。住居形態(一戸建てか集合住宅か)やサービス内容で適したものを選ぶことができるのは好ましい。
ただし、選択肢が増えているのは首都圏など大都市圏に限られているのも確か。
関連リンク:ビットキャットの発表リリース |