NTT東西は、2000年12月より試験提供してきた「光・IP通信網サービス」を2001年8月1日より名称を「Bフレッツ」として本格提供すると発表した。
メニューも見直しされ、新たに100Mbpsのコースが追加、10Mbpsのコースも料金が引き下げられている。各コースの料金は以下の通り。
コース名
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最大速度
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工事費
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月額利用料
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屋内回線利用料
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回線終端装置利用料
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月額費用合計
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ベーシックタイプ |
100Mbps |
2万7,100円 |
9,000円 |
月額200円 |
月額900円 |
1万0,100円 |
ファミリータイプ |
10Mbps |
2万7,100円 |
5,000円 |
月額200円 |
月額900円 |
6,100円 |
マンションタイプ |
100Mbps |
1万1,900円 |
3,800円 |
− |
− |
3,800円 |
いずれもこのほかに契約料800円と対応するISPの料金が必要となる。 また、マンションタイプはマンション内にLAN設備が敷設されている場合であり、LAN設備がない場合はHomePNAを利用して各世帯に分配される。
その場合はHomePNAの仕様上、最大通信速度は10Mbpsになるほか、別途、工事費として8,100円、HomePNA機器のレンタル料として月額1,200円が必要となる。
なお、同時にフレッツISDNとフレッツADSLの値下げを発表している。フレッツISDNが300円値下げの月額3,300円、フレッツADSLが250円値下げの3,800円(電話と共用しない場合は5,450円)。
<コメント>
ISPの料金に依るが、安いファミリータイプでは合わせても9,000円前後でFTTHサービスが受けられる見通し。有線ブロードの6000円台には届かないものの、試験サービスからはかなりの値下げとなった。
今後はサービス地域の拡大が焦点になるだろう。
関連リンク:NTT東日本の発表リリース(Bフレッツ)
NTT東日本の発表リリース(フレッツの値下げ) |