2001/07/27
NTT東西、Bフレッツに併せてHomePNA製品発表
 
 NTT東日本とNTT西日本(NTT東西)は、新築の集合住宅だけでなく既設物件に対してもブロードバンド対応のインターネット接続環境を容易に構築できるHomePNA製品「PN-10」を2001年7月30日から販売開始すると発表した。

 従来製品のデータ転送速度は1Mbpsが主流だったが、新たにHomePNA2.0に対応し、通信速度最大10Mbpsを実現している。

 製品構成は以下の通り。
 ・PN-10PKG(19,800円):集合型HomePNA装置。データ回線信号をHomePNA信号に変換し電話回線に流す役割を持つ。
 ・PN-10BOX(99,800円):集合型HomePNA装置のシャーシ。PN-10PKGを24枚収容可能。集合住宅の主配線側に設置する。
 ・PN-10E(29,800円):単体型HomePNA装置。集合住宅の各戸に配置する。Ethernetポートタイプ。TELポートもあり。
 ・PN-10U(19,800円):単体型HomePNA装置。集合住宅の各戸に配置する。USBタイプ。TELポートもあり。
 ・PN-10フィルタ(1,900円):電話回線からHomePNA信号を取り除くフィルタ。電話機のみを接続する際に用いる。この製品のみ2001年8月6日発売

 この製品群によって、2001年8月1日から開始される光ファイバを利用した定額ネット接続サービス「Bフレッツ マンションタイプ」に対応していくとしている。

<コメント>
Bフレッツ マンションタイプはマンションのLAN回線を利用することを前提としているが、そうした設備のない既存物件ではHomePNAでの対応が求められていた。 値段もこなれており、導入に対する負担も意外と少ない印象。

関連リンク:NTT東日本の発表リリース
 
 
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