日本通信は、DDIポケットとの間でPHSデータ通信(IP)サービスの大口利用提供(卸売り)を受けることに合意、
MVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)事業"bモバイル・データサービス"を2001年10月1日から開始すると発表した。
bモバイル・データサービスは、DDIポケットのPHS網を利用したパケット通信方式によるEnd to Endのデータ通信専用サービス。
企業ユーザーがノートPCやPDAに接続されたデータ端末を介して顧客企業のイントラネットもしくはインターネットへアクセスできる仕組みを提供する。
ビジネスユースにおいては必須ともいえるセキュリティー面に関してもVPNやワンタイム・パスワードが用意される。
サービスに当たってはオリジナルブランドのPCMCIAタイプ、CFタイプのデータ通信カードが用意される。
具体的な料金体系は未定。また、通信スピードは当初32kbpsでサービスを開始し、2001年11月(予定)より128kbpsのサービスを追加するとしている。
<コメント>
先日発表されたDDIポケットの大口利用提供を受けてのサービス。セキュリティなどの付加価値をつけていながらの定額制サービスは企業にとってのメリットは大きい。。
こうした無線帯域の有効活用は今後も進んでいくと見られる。
関連リンク:日本通信の発表リリース |