B.L.T.(Bluetooth Launch Trail)プロジェクトは2001年8月27日よりMarunouchi Cafe(丸の内) およびSo-net Cafe(お台場)にてBluetoothを利用したホット・スポット・サービス実証実験を開始した。
B.L.T.プロジェクトは、日本エリクソン、丸紅、ハンドスプリングの3社が共同で行うもので、Bluetooth技術の現実的な利用方法を開発、検証することを目的としている。
実証実験に使用されるソリューションは、Bluetooth搭載のPDAとPC、試験場所に設置するBluetooth アクセスポイントであるBLIP(Bluetooth Local Infotainment Point)とローカルサーバ、「プロジェクト」の運営するデータセンターから構成されている。
提供されるサービスは、携帯情報端末(PDA/ノートPCetc.)からBluetooth経由でのインターネット接続、グローバルコンテンツ配信(プロジェクト専用の携帯情報端末向けコンテンツ)、ローカルコンテンツの配信(各実験場所に特化した携帯情報端末向けコンテンツのプッシュ配信)の3つ。
実験に参加するにはBluetooth対応のB.L.T動作確認済み端末を持っていることが条件で事前の登録が必要。また、端末の貸し出しも行っている。
実験期間は約3ヶ月を予定。実証実験場所はJR西日本のひかりRail Starコンパートメント内、秋葉原のカクタソフマップ店内の追加が予定されている。
<コメント>
ホットスポットを利用したモバイルインターネットサービスの一つ。Bluetoothベースとなっていることが特徴。理論値下り721kbpsの回線速度やBluetooth自体の規格の互換性の問題などがネックとなりそう。
関連リンク:B.L.Tプロジェクトのサイト |