2001/09/05
日本テレコムとJR東日本、駅での無線インターネット接続実験を実施
 
 日本テレコムと東日本旅客鉄道(JR東日本)は、無線LANを用いたインターネット接続実験を東京駅において2001年9月26日より開始すると発表した。

 実験期間は2001年9月26日10時から2001年12月20日18時までを予定。東京駅のメディアコート内(ブレイク・カフェビス)と丸の内地下北口改札周辺(動輪の広場周辺)の2ヶ所が実験スポットになる。

 実験にはIEEE802.11b規格の無線LANが採用され、実験スポットにはアクセスポイントを設置して1.5Mbpsのインターネット接続環境を提供する。

 日本テレコムのインターネット接続サービス(ODN)の会員を対象にモニター300人が募集される他、平日10時から18時まで無線LAN対応のパソコンやPDAを無料で貸し出しされる予定。 なお、セキュリティ上モニターにも無線LANカードは貸与となり、ユーザー所有のカードは利用できない。

 この実験を踏まえ、将来的には列車内や市中でのサービスの実施並びに事業としての展開の可能性について検討するとしている。

<コメント>
ホットスポットでの無線インターネット接続サービスの模索が次々と登場。モバイルユースでMbpsクラスのネット接続ができるのは魅力的。 実際のサービスがどのような形態になるのか、期待される。

関連リンク:日本テレコムの発表リリース
       接続実験のページ
 
 
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