総務省から2001年8月末時点のxDSL加入者数の速報が発表された。それによると加入者数は510,339でこれは前月末の27.3%増。増加率は前月から約10%のマイナス。
内訳を見るとNTT東西のフレッツADSLでの加入者が332,194、他事業者経由のxDSL加入者が残りの178,145で、NTT東西のシェアは65%と変わらず。 これを8月の増加分だけのシェアも65%と変わらず。
前月からのペースに比べるとNTT東西のシェアが横這いとなっており、他事業者の健闘が目立つ結果となっている。また、ここ3ヶ月を見てみると加入者の増加数が11万前後と一定している。
＜コメント＞
増加率は母集団が大きくなれば自然と低下するものではあるが、増加数に変化がないのは気にかかる。接続工事のキャパシティがこの数字だとすれば、年末までの加入者数は100万弱に留まることになる。
関連リンク：総務省のDSL普及状況公開ページ |
