2001/09/28
NTT西日本、無線LANアクセス技術の実証実験を実施
 
 NTT西日本は、ホットスポットでの無線LANアクセス技術の実証実験「フレッツ・スポットアクセス」を実施すると発表した。

 実験では、大阪の駅・ホテル・飲食店等のスポットにアクセスポイントを設置し、2.4GHz帯無線LANを利用し地域IP網経由でインターネットへのアクセスを行うもの。 この実験を通して、セキュリティ技術に関する検証、無線回線品質に関する検証、利用シーン等マーケティングを行う。

 実験実施期間は2001年10月22日から2002年1月31日まで。実施場所は協力企業(キンコーズ・ジャパン、阪急電鉄、ホテル阪急インターナショナル、新阪急ホテル、ロッテリア)が提供するアクセスポイント設置場所(梅田、心斎橋、日本橋等)周辺となる。

 実験に当たって、2001年9月27日よりNTT西日本公式ホームページで1000名のモニターを募集する。モニターとなるには、大阪府内に在住または通勤・通学しており、NTT西日本フレッツ回線を契約し、 指定のISP(@nifty、ASAHIネット、BIGLOBE、DION、DreamNet、DS Networks、IIJ4U、InfoSphere、JENS SpinNet、OCN、Panasonic hi-ho、SANNET、ぷらら)と契約していることが条件となる。
 アクセスを利用するための新たな料金などは発生しないが、アクセスポイントに接続可能なノートパソコンは自分で用意しなければならない他、アンケート調査への協力が求められる。

<コメント>
ホットスポットでの無線LANアクセス技術の実証実験は首都圏では盛んに行われているが、ホットスポットだけに地域ごとの取り組みが必要なはず。今後も地方の取り組みが増えていくことを期待したい。

関連リンク:NTT西日本の発表リリース
       「フレッツ・スポットアクセス」のページ
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