2001/11/02
沖縄県初の広域無線インターネット"プレ・サービス"開始
 
 ファーストライディングテクノロジー(FRT)は、2001年11月1日から、沖縄県内北谷町エリアで広域無線インターネット接続サービス「FirstBB」のプレサービスを開始した。

 これは、2001年12月からの事業開始を前にしたサービス全体の運用テストの実施を行うもの。2001年10月15日から募集したモニター利用者は、アンテナや無線LAN機器などの設置工事費を負担した上で、“接続料金無料”で無線インターネットを利用できる。

 プレサービス実施エリアは、沖縄県北谷町 宮城、桑江、砂辺、北前の一部地域。サービス期間は2001年11月1日から30日の1ヶ月間。

 2.4GHz帯の電波を利用する無線LAN技術を採用しており、最大速度1.6Mbpsのインターネット接続サービスを提供する。

 12月からは定額制・常時接続サービスをプロバイダ料金含め月額3,980円で提供する本サービスを開始する予定。

 FRTは、2001年7月に、沖縄電力、マリーンシステムアソシエイツ、りゅうせきの地元3企業と、日本テレコムの共同出資により設立された。無線LANサービス、光ファイバーによるインターネット接続など、ニーズに則したさまざまなサービスを提供していく予定としている。

<コメント>
様々なブロードバンドサービスが開始されている中、ついに沖縄まで行き着いたという印象を受ける。その一方で、ブロードバンド環境の整備は地理的な要因以外で決まってしまうことも示唆している。

関連リンク:ファーストライディングテクノロジーのサイト
      FirstBBのサイト
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