2001/11/15
NTT東西、施設設置負担金ゼロの
「加入電話・ライト(仮称)」を発表
 
 NTT東日本および西日本は、加入電話について、新規契約時の施設設置負担金の支払いを必要とせず、月々の基本料に一定額を加算した新サービス「加入電話・ライト(仮称)」の提供について、総務大臣に契約約款の認可申請と料金の届出を行ったと発表した。

 これまで、加入電話の新規契約時には施設設置負担金として72,000円、契約料800円が必要となっていた。「加入電話・ライト(仮称)」では契約料の800円と工事料2,000円のみとなり、月額基本料に640円が加算される。

 同様のサービスにはISDN回線を対象にした「INSネット64・ライト」があるが、ADSLの需要拡大によりアナログ回線でのサービスが求められていた。

 なお、臨時加入電話との整合性から、基本契約期間(1ヶ月)を設定し、利用期間が1ヶ月以内であっても、1ヶ月分の基本料が請求される。

 サービス提供開始予定時期については、総務大臣の認可を得た後、2002年2月よりサービスを提供するとしている。

<コメント>
これにより、通常電話をそのままにADSLのための電話回線を増設するといった要望を適えやすくなった。上乗せ費用も施設負担金に比べれば10年分以上の差があり、当面は問題ないだろう。

関連リンク:NTT東日本の発表リリース
       NTT西日本の発表リリース
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