有線ブロードネットワークス(usen)と首都圏中高層住宅協会(都中協)は、usenの提供する光ファイバーを使った超高速インターネット接続サービスの包括的な導入方式に関する覚書を締結することで合意したと発表した。
本契約に基づき、usenの提供する光ファイバーインターネット・サービス『BROAD−GATE 01』が、都中協会員デベロッパーが建設するマンションに提供される。
このサービスでは、上り下り最大100Mbpsという家庭用サービスとしては世界最速のインターネットと共に、4,300以上(平成13年11月30日現在)もの映画や音楽等ブロードバンドコンテンツが利用できる。
都中協は、事業用マンション、主に『ステューディオ』(ワンルームマンション)を首都圏で供給するデベロッパーの団体として、1995年7月に19社加盟のもと発足。その後、1999年10月から「首都圏中高層住宅協会」として活動、2001年12月現在、加盟社数は22社。
首都圏のワンルーム市場の約8割を都中協が供給しており、2001年度総供給戸数は4,000戸、2002年度は5,000戸を予定している。
今後usenは、都中協の供給する新築及び、既存マンションヘのシステムの標準化を検討していくとしている。
<コメント>
集合住宅へのブロードバンド導入には様々な課題があり、スムーズな導入が阻害されている面がある。今回のような業界団体との提携により導入が促進されることが期待される。
関連リンク:有線ブロードネットワークスの発表リリース |