2002/02/21
中国電力グループ、総合ブロードバンドサービスを開始
 
 中国電力グループの情報通信事業会社である中国情報システムサービス(CIS)は、光ファイバー網を活用し光ファイバー、無線LAN、PHSという3つの接続方式で定額制サービスを提供するインターネット接続サービス「MEGA EGG(メガ エッグ)」を2002年2月20日からサービスを開始すると発表した。

 最大100MbpsのFTTHサービス「MEGA EGGファイバー」が月額基本料金5,400円(別途機器使用料900円、配線使用料200円が必要)、最大11Mbpsの無線LANアクセス「MEGA EGGウェーブ」が月額3,600円(別途機器使用料600円)、最大64kbpsのPHSアクセス「MEGA EGG 64」が月額3,000円となっている。いずれも別途プロバイダー料金などは必要ない。

 サービス提供地域は広島市(中区・西区)・廿日市市の一部地域(約37,000戸)を対象にサービスを開始、2002年4月には同地区で約67,000戸程度にサービス提供地域を拡大、2004年度中には中国地域の主要都市圏域にサービス提供地域を拡大していく予定としている。

<コメント>
地域電力会社系のネット事業の立ち上げが相次いでいる。ラストワンマイルのコストも十分に安くなっており、今後もこうした複数の接続方式を提供するサービスが続いていくものと予想される。

関連リンク:中国情報システムサービスの発表リリース
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