2002/03/11
KDDI、第3世代携帯電話サービス開始を発表
 
 KDDIおよび沖縄セルラーは、第3世代携帯電話(CDMA2000 1x)による最大144kbpsの高速データ通信サービスを、2002年4月1日(月)より全国主要都市で一斉に開始すると発表した。

 今回の新サービスにより、インターネット接続サービス「EZweb」や各種プロバイダ接続、LAN接続が下り最大144kbps、上り最大64kbpsの通信速度で利用可能となる。

 サービスエリアは、東京・大阪・名古屋をはじめすべての政令指定都市を含む33都道府県、477市区町村の地域をカバー、その後速やかなエリア拡大により2002年末までに全国の人口カバー率90%を実現する予定。

 また、CDMA2000対応携帯電話機は、最大144kbpsデータ通信サービスの提供エリア外においても、音声通信や最大64kbpsデータ通信など従来のサービスに対応し、エリアを気にすることなく全国で利用することができる。

 サービス料金は、CDMA2000対応携帯電話機で最大144kbpsの高速データ通信を利用するために、オプションサービス「高速パケットサービス」(月額600円)を契約することが必要。それ以外の付加サービスや料金プランがそのまま利用できる。

<コメント>
ようやくスタートする第3世代携帯電話サービスだが、予定より遅れたこと、ADSLなどブロードバンドの急速な普及によりデータ通信としての魅力は薄れている。サービス面でもGPSがそのアピールの中心となり、音楽配信はその中から消えている。

関連リンク:KDDIの発表ページ
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