2002/03/15
NTTドコモ、ホットスポットサービスの実験を開始
 
 NTTドコモは、「公衆無線LANモニターサービス」を実施することとし、参加モニターの募集を発表した。

 このサービスは2.4GHzの無線周波数帯を利用したIEEE802.11bに準拠したシステムを採用、通信速度は最大11Mbps、ユーザID・パスワードによる認証によるユーザー認証を行う。

 実施期間は、2002年4月15日(月)〜2002年6月30日(日)。提供ホットスポットはカフェ・ド・クリエ新宿5丁目店、帝国ホテル、東京国際フォーラム、ホテルオークラ、幕張メッセの他、 ドコモ関連施設としてモバイルマルチメディアラボ新宿、モバイルマルチメディアラボ丸の内 、国際赤坂ビルが予定されている。また、5月末には赤坂プリンスホテルが追加される予定。各ホットスポット内でサービス利用可能な場所の詳細は、ホームページに掲載される。

 提供サービスは、高速インターネット接続サービスはもちろん、ホットスポット周辺の地域情報や地図情報等を提供する地域情報配信、各種映像コンテンツのストリーミング配信が予定されている。

 モニターは募集人数1000人。2002年3月20日〜3月31日の期間中にNTTドコモホームページ上の公衆無線LANモニター応募画面より受け付ける。モニターの参加費は無料だが、必要となるPCやPDA、無線LANカードは自ら用意する必要がある。

<コメント>
急速なブロードバンドの普及で次世代携帯電話のデータ通信能力は魅力に乏しくなっている。データ通信を提供する事業者としてはホットスポットサービスも無視できなくなった印象。ただ、同じNTTグループのNTTコミュニケーションズが提供しているHI-FIBEとの整合などは気になるところ。

関連リンク:NTTドコモの発表ページ
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