日本通信は、DDIポケットのPHSパケット通信の大口ユーザー向け卸売りを活用した「bモバイル・サービス」の新サービスとして、「体感速度100kbpsが可能な、1年間・定額つなぎ放題のデータ通信サービス」を"U100"の名称で2002年4月2日より新発売すると発表した。
U100は「専用データカードと1年間インターネットつなぎ放題のデータ通信利用料」がパッケージとなっており、プリペイド方式で全国の家電量販店などを通じて販売される。U100の新発売に伴い、従来のプリペイド商品の販売は終了となる。
U100の"U"は"Usability＝体感・実用"の略で、「体感速度100Kbpsを実現する」データ通信サービスを意味するという。
U100では、日本通信が独自の付加価値サービスとしてこれまでも提供してきた、Webベースのコンテンツを圧縮やイメージリダクションすることによって通常の1.5〜3倍相当程度の体感速度で受信可能にする「アクセラレーター機能」に加え、メールとその添付ファイルを圧縮して送受信可能な「ブースター機能」が新たに提供される。
U100ユーザーは、「ブースター・クライアント・プログラム」をユーザー自身のPCにあらかじめインストールし、bモバイル・データセンターにある「ブースター･サーバー（愛称：Venusビーナス）」経由で通信することで、POP3/SMTP/IMAP4の各種タイプのメールとWord、Excel、PowerPoint（Microsoft）やPDF(Adobe)などの添付ファイルを圧縮・解凍して送受信可能となり、通常の1.5〜3倍相当程度の体感速度でメールの送受信が可能となる。
U100は、日本通信独自のこれら「メール・ブースター機能」や「Webコンテンツ・アクセラレーター機能」を活用することにより、体感速度100kbpsを実現している。U100のユーザーは、メール送受信やインターネット接続を行う際に、これら「ブースター機能」と「アクセラレーター機能」を自分自身で自由に設定が可能で、追加料金は一切必要ない。
＜コメント＞
リリースの中では明確にされていないが、これまでのプリペイドサービスよりは若干高額になる模様。DDIポケットの128kbpsメニューに合わせた印象だが、これまでのカードも128kbpsにアップグレード出来るので、かなりお得だったと言える。
関連リンク：日本通信の発表リリース |
