東日本旅客鉄道(JR東日本)と日本テレコムは、2001年9月より東京駅で、また2002年2月より新宿、渋谷、上野、品川の各駅において実施している「無線による、駅でのインターネット接続実験」の接続可能プロバイダおよび実験エリアを拡大するとともに、利用方法の拡充を発表した。
具体的には、2002年4月1日(月)より、これまでのODN会員に加え、JENS SpinNetの会員も、モニターとして利用できるようになる。
実験範囲については、同じく4月1日(月)より、横浜駅「ベックスコーヒーショップ」、および上野駅「Break」が、4月中旬には成田空港駅、および空港第2ビル駅の一部も、実験エリアとなる予定となっている。
さらに、モニター登録していないユーザーでも、自分のパソコンと無線LANカードを持ち込み、その場で利用手続きと端末の設定を行うことで、1時間程度インターネットが利用できる「一時利用」接続サービスを開始。東京駅および上野駅ステーションコンシェルジェにて同じく4月1日より開始される。
両社では、今後も駅での無線による高速インターネット接続実証実験の拡充に努めていくとしている。
<コメント>
商用化も見えてきたホットスポットサービス。まだ実証実験の段階のところも含め、予想外に多い事業者に、最終的な利用形態が見えにくくなっている印象もある。
関連リンク:日本テレコムの発表リリース |