2002/03/30
マルチメディア総研、ADSLシェアを発表
 
 マルチメディア総合研究所がまとめた2002年2月末段階でのADSL回線事業者の加入者数調査によると、ブロードバンドの代表的なサービスであるADSLの接続サービス加入者件数は、2月末で207万6,300件と200万人の大台を突破、上位4社で76%を占有している。

 事業者別で見ると、1位はBBテクノロジーのYahoo!BBは45万5,000件で、シェア21.9%を確保している。2001年11月末の時点でNTT東日本を抜いて業界トップに立ち、以来4カ月連続で1位の座を守っている。

 伸びが目立つのは、アッカ・ネットワークス。OCNやSo-netなどISPとの連携が好調で、1月と2月の月間増加数はそれぞれ6万2,000件、8万6,000件と、NTT東日本を大きく凌いで連続して首位になり、先行していたイー・アクセスを抑えて4位に躍進した。2002年2月末の加入者は29万8,000件で、シェア14.4%。わずか2カ月間でほぼ2倍に増加し、シェアも4.5ポイント伸ばしている。

<コメント>
リリース内に調査方法の詳細は述べられていないが、ほぼ信用できる数字としてADSL市場が語られるのは興味深い。

関連リンク:マルチメディア総研の発表リリース
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