2002/04/02
鷹山、PHSとホットスポットの複合サービスを発表
 
 鷹山は、通信サービスの提供並びに機器販売を行う目的で、企業買収による第二種電気通信事業者の子会社化および新規事業参入を発表した。

 第二種電気通信事業者となるのは、2001年12月に全株式の取得を発表していた株式会社マジックメールサービス(旧・東京ウェブリンク)。
 今回、新たに東京通信ネットワークからPHS事業の譲受に関する合意に基づき、インターネットモバイルフォンサービス並びに機器販売を行うため、マジックメールを子会社化する。

 新会社マジックメールサービスの営業開始は2002年7月1日予定。PHSネットワークのインフラロケーションを利用したHot Spotでの高速モバイルインターネットサービス(Bit Standサービス)及び機器の提供を今秋より予定している。

 また、旧・東京ウェブリンクの使っていたポケベル用280MHzの電波帯との融合によるハイブリッド化を軸とするモバイルインターネットフォンサービスの提供についても順次展開していく計画としている。

<コメント>
リリースからだけでは読み取りにくいが、PHSの局をアクセスポイントとしたホットスポットサービスを展開し、両方に対応する端末を提供。さらにポケベルで使っていた280MHz帯も組み合わせて無線のIP電話を実現する計画。サービスとしては面白いが、課題はPHS局間の回線敷設の費用と時間になるだろう。

関連リンク:鷹山のサイト
boopleSearch
こちらから関連書籍をご購入いただけます
 
インフラ情報↑


Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.