2002/04/03
SOMA Networks、NTT Comと提携し
日本で次世代無線ブロードバンドサービスの実証実験
 
 米SOMA Networksは、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と提携し、日本において次世代無線ブロードバンド接続サービスの実証実験を行うと発表した。

 SOMAは、W-CDMAベースの無線アクセス技術を利用した「Amosphere」という固定無線アクセスのためのアーキテクチャーを提唱している。

 Amosphereの基地局用設備「NPM(Network Port Manager)」は半径3〜5マイルをカバーし、IP技術の採用により1ユーザーあたり最大12Mbpsのインターネット接続と通信会社並みの音声品質の電話サービスを提供できるとしている。

 実証実験は2.5-2.7GHz帯を使って行われる。NTT Comでは既にこの帯域の無線免許の申請を行っており、免許が取得できる2002年初夏には実験開始となる予定。

 なお、SOMA Networksは2001年10月にシャープとホームネットワーク機器の開発で提携している。

<コメント>
にわかに活気づいてきたホットスポットサービス。NTT Comは「Hi-FiBE」というホットスポットの実験を実施しているが、いまだ商用サービスの発表はない。今回の件が何らかの影響を及ぼしているとも思える。

関連リンク:SOMA Networksの発表リリース
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