第一種電気通信事業を展開する平成電電は、2002年8月よりADSL事業に新規参入すると発表した。
平成電電のADSL事業は、高速大容量の通信基盤を人口5万人以上の主要都市を中心に約500ヶ所構築し、プロバイダーなどに対して月額1,200円で提供する。
パートナーとなるプロバイダーの価格設定によるが、エンドユーザーは月額2,000円程度で平成電電のADSLを利用できるとしている。また、固定IP付の法人向けサービスも予定している。
平成電電は2001年12月より日本全国でマイラインのすべての通話区分の提供を始めたフルキャリア。音声伝送サービス、ADSL事業の参入後、ブロードバンドサービス、モバイルサービスも展開するとしている。
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リリースの中にはないが、通信速度は8Mbpsを提供する予定としている。安値競争も一息ついたところで新たなプレーヤーの出現。インパクトの少なさもあり、採算性が懸念される。
関連リンク:平成電電の発表リリース |