2002/04/24
中部電力、FTTH事業に参入
 
 中部電力は、光ネットワークのインフラを活用したFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)事業へ、自ら直接実施する方法により参入すると発表した。

 中部電力では、2000年7月に「光ネットビジネス実証研究会」を設立、55の企業・団体と約1000軒のモニターの参加、協力を得て、光ネットワークや無線等のインフラを活用した「e−ビジネス」の事業性について検討・評価してきた。

 サービス内容は最大100Mbpsのベストエフォート型、インターネット接続事業(ISP)を含めたサービスを提供する。

 サービス開始時期は2002年秋を目途にしており、夏頃までに総務省に対して第一種電気通信事業の許可申請を行う予定としている。

 サービスエリアは中区など一部地域を除き名古屋市で2002年度下期中にサービス提供、2003年度上期中には名古屋市内全域でサービス提供を予定している。

 なお、具体的なメニュー・料金等については今後決定するとしている。

<コメント>
西日本地域は関西電力、中国電力、九州電力と子会社を通じてFTTHサービスを提供しており、いずれも5,000〜6,000と割安。東日本地域との地域格差が顕著になっている。

関連リンク:中部電力の発表リリース
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