2002/04/25
NTT Com、IEEE802.11a/bデュアルホットスポットサービスを発表
 
 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、2001年7月より実施してきた公衆エリア無線LANインターネット接続実験「Hi-FIBE」を終了し、2002年5月より無線LANサービス「ホットスポット」の商用サービスを開始すると発表した。

 NTT Comの「ホットスポット」は、IEEE802.11bだけでなく、IEEE802.11aにも準拠。無線区間最大11Mbps/36Mbpsの高速インターネット接続を提供する。

 セキュリティについてはIEEE802.11bに準拠したESS-ID、WEPを標準で採用。また、SSLによりログイン時にID・パスワードのセキュリティを確保する。これら標準技術のみを利用することより多種多様なOS・端末で容易に利用可能となっている。

 利用料は月額1,600円の定額制。申込手数料として1,500円が別途必要になる。 別途IEEE802.11bもしくはIEEE802.11aに対応した無線LANカードが必要。月額利用料及び申込み手数料の支払いは、原則クレジットカードによる支払いのみとなっている。

 提供エリアは東京都23区内約200拠点からスタート。2002年度内には1000拠点程度まで増える予定。「Hi-FIBE」の実験開始店舗であったモスバーガー店舗の大幅拡大の他、ミニストップ店舗の拡大、プリンスホテル系列への拡大を実施する予定となっている。

 提供開始は2002年5月15日(予定)から。申し込みは「ホットスポット」ホームページにて、5月8日より受け付ける。これに伴い、無線LANインターネット接続実験「Hi-FIBE」は、2002年5月12日をもって終了する。

 また、2002年5月15日から5月31日までの間、申し込み手数料等無料のお試しキャンペーンも実施する予定。

<コメント>
今回のリリースで「ホットスポット」がNTT Comの登録商標と判明。一般名詞化し始めていたところで、この事実は他の事業者にとって厳しいものとなるだろう。

関連リンク:NTT Comの発表リリース
        「ホットスポット」ホームページ(5月8日より)
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