2002/06/04
スピードネット、加入数が10,000件を突破
 
 スピードネットは、同社の「無線アクセスサービス」の加入件数が10,000件を突破したと発表した。

 スピードネットの「無線アクセスサービス」は、電柱に張り巡らされている光ファイバー網をバックボーンとし、IEEE802.11準拠、2.4GHz帯の無線LAN技術を採用し、データ実効速度 1.5Mbps(最高)を実現する。

 2001年5月にさいたま市からサービスを開始、2002年2月の第5期エリア拡大による首都圏23市区へのサービスインから営業・プロモーション活動を本格的にスタート。その結果、インフラ完成の2月以降から加入件数が急激に加速増大し、加入総数が10,000件を超え、現在も週に1,000件を超える申し込みがあるという。

 スピードネットでは、このようなサービス提供エリアにくまなく基地局を設置する「面的な展開」を広範囲において実現し、かつ無線アクセスサービスの加入件数が10,000件を超える事業者は世界でも最大規模としており、今後5GHz帯域を利用した無線アクセスサービスの開発も実用化に向けて本格的に開始するとしている。

<コメント>
一時はラストワンマイルを解決する手段として注目された無線アクセスだが、その後DSLなどの普及で影が薄くなってしまった。それでも、着実にその市場を開拓しているものと見られる。

関連リンク:スピードネットの発表ページ
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