パステムセゾンは、無料の無線LANインターネットサービス、いわゆるホットスポットサービス『hot-point(ホットポイント)』の提供を開始すると発表した。
hot-pointのインフラは、汎用規格であるIEEE802.11b(無線LAN)に独自のセキュリティ技術を使用、最大11Mbps(ベストエフォート)の通信速度でインターネットに接続することができる。
ホットポイント対応アクセスポイントの製造及び技術支援に関しては、ビー・ユー・ジーによる全面的な協力を受け、ホットポイントのバックボーン回線については、ADSL、光ファイバを利用する。
ホットポイント対応店舗を利用するユーザーは、無料でインターネット端末を持ち込むことができ、インターネット接続を利用することができる。
一方、ホットポイントサービス提供に必要な機材の導入は店舗側の負担で導入する。料金は、スタンダードプランで初期費用が99,800円、月額利用料金はDIONのADSL回線を利用し6,942円からとなっている。
サービス提供は札幌・秋葉原、渋谷、麹町から開始、全国37000局のホットポイント提供施設網の構築を目標としている。
<コメント>
ブロードバンド回線と無線LANアクセスポイント付ルータのセットをホットスポットサービスを希望する店舗に販売するビジネス。無料で利用できるサービスはユーザーには有り難いが、店舗側が負担をどのように考えるかがポイント。
関連リンク:パステムセゾンの発表リリース |