NTT西日本は、「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ・ISDN」のユーザーを対象に、駅周辺やホテル、飲食店等の外出先のスポットから高速・定額料金でインターネット等へアクセスできる無線LANサービス「フレッツ・スポット」を提供することとし、総務大臣に料金の届出を行ったと発表した。
フレッツ・スポットは、IEEE 802.11bに準拠した最大11Mbpsの無線LANを外出先の該当エリアから利用できるベストエフォート型サービス。ユーザーは契約しているISP経由でPPPoEを利用して接続する。
サービスはIEEE802.11b標準のセキュリティ機能を使った標準プランと、よりセキュリティを高めたIEEE802.1xの機能(電子証明書利用による認証とダイナミック暗号キ−配信)を使った高セキュリティプランが用意される。高セキュリティプランは当面Windows XPのみのサポートとなる。
料金はいずれのプランも月額800円の定額制。初期工事費として基本工事費が1,000円と交換機等工事費1,000円(高セキュリティプランは2,000円)が必要となる。
サービス開始は2002年7月1日から。サービス提供エリアは大阪市内の梅田・難波エリアを中心に約30スポット。サービス開始後、状況を見ながら名古屋・福岡等の都市部へ展開を検討するなど、順次エリア・スポット数を拡大し、今年度内に2,000スポット程度まで拡大提供する予定としている。
事前申し込みは2002年6月24日よりホームページと電話で受け付け開始される。
<コメント>
NTT西日本もホットスポットサービスの発表。企業向けのNTT東日本のMフレッツとは異なり、いわゆる普通のホットスポットサービスとなっている。
関連リンク:NTT西日本の発表リリース
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