NTTドコモは、2002年7月1日(月)より公衆無線LANサービス「Mzone」(エムゾーン)を提供することについて、総務大臣に契約約款の届出を行ったことを発表した。
NTTドコモは公衆無線LANサービスについて、2002年4月よりモニターサービスを提供しており、技術面での検証及びユーザーの利用状況に関する情報収集を進めてきた。本格サービスとして提供可能なサービスレベルが確認できたことから、モニターサービス期間終了後、速やかにサービスを開始するもの。
このサービスは2.4GHzの無線周波数帯を利用したIEEE802.11bに準拠したシステムを採用、通信速度は最大11Mbps、ユーザID・パスワードによる認証によるユーザー認証を行う。
利用料金は月額2,000円の定額制。初期費用として契約事務手数料1,000円が必要(Webサイトからの申し込みについては無料)。
提供ホットスポットはサービス開始時点で赤坂プリンスホテル、カフェ・ド・クリエ新宿5丁目店、帝国ホテル、東京国際フォーラム、ホテルオークラ、幕張メッセの他、 ドコモ関連施設としてモバイルマルチメディアラボ新宿、モバイルマルチメディアラボ丸の内 、国際赤坂ビルが準備されている。
さらに新東京ビル、羽田空港、サンシャインシティプリンスホテル、新横浜プリンスホテル、パナソニックセンター、幕張プリンスホテル、丸ビルが予定されている。
<コメント>
提供エリアの数の割に他のホットスポットサービスに比べて安くない料金設定が気に掛かる。意外と早いサービス開始にはFOMAの普及が進まない現状への焦りも感じられる。
関連リンク:NTTドコモの発表リリース
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