NTT東日本は、Bフレッツ「マンションタイプ」に加入者光ファイバと26GHz帯無線周波数を用いたFWAシステムを組み合わせた「FWAタイプ」を追加提供することとし、総務大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行ったことを発表した。
「Bフレッツ」は、2001年8月1日からサービス提供開始された、加入者光ファイバを利用し、NTT東日本の地域IP網を介して、ユーザーが契約するISP等に接続するベストエフォート型のネットワークサービス。
今回、追加される「FWAタイプ」は、ユーザーのビル・マンション等の近傍にある電柱等までの加入者光ファイバと、26GHz帯無線周波数を用いたFWAシステムを利用し、最大23Mbpsの帯域を、ビル・マンション等内のユーザーで共同利用するサービス。
利用料金は月額8700円。初期費用として契約料800円と工事費20,000円が必要となる。
2002年9月2日より申込を受け付ける予定。
<コメント>
無線利用とは言っても流行りのホットスポットとは違い、各世帯へのアクセスに無線を利用するという古くはスピードネットで提案された方式。事業者独自の方式を採用できるためスペックを追求できる反面、コストの引き下げが難しい。
関連リンク:NTT東日本の発表リリース |