2002/07/17
東京電力グループ、ホットスポットの実験実施
 
 スピードネットは、東京電力、東京通信ネットワークと共に、2.4GHz帯を利用した公衆無線LAN(ホットスポット)の実験を行うと発表した。2002年9月から"TEPCO de am/pm"渋谷店ならびに同中山店より開始し、順次拡大していく予定。

 本実験は、エーエム・ピーエム・ジャパン、パワードコム及びサイバーコネクション・ジャパンの協力のもとで実施される。

 無線方式は当面の間「IEEE802.11b(2.4GHz帯)」とし、公衆無線LANの利用希望者様に対しては、事前の加入登録等なしでも、クレジットカードなどを利用して手軽にご利用いただけるものを目指す。

 なお、この実験ではスピードネット以外のISP契約者に対しても利用可能とする予定で、将来的な幅広いローミングサービスの提供についても検討していく。

 また、スピードネットでは2002年7月3日、5.0GHz帯の実験局免許を申請しており、本実験においても屋外向けサービス提供を視野に入れた「IEEE802.11a(5.2GHz帯・5.0GHz帯(5.03〜5.091Hz帯)」方式での実施について検討していくとしている。

<コメント>
スピードネットは元々家庭向けに無線LAN技術を利用したISPサービスを提供しており、屋外利用も可能にすることでホットスポットサービスには参入しやすいと言える。展開場所が少々心許ないが、NTTグループに対抗する意味で期待したい。

関連リンク:スピードネットの発表リリース
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