2002/09/04
スピードネット、5GHz帯無線アクセスの屋外実験開始
 
 スピードネットは2002年9月4日より2002年末までの予定で、5GHz帯無線アクセスシステムの電波伝搬実験を開始すると発表した。

 この実験は5GHz帯の無線アクセスを商用化するための第1歩として実施するもので、周波数帯は5.03GHz〜5.091GHzの帯域、無線方式は「IEEE802.11a」を使用する。

 またこの実験では実際の屋外環境下でも最大実効速度20Mbps以上のスループットを目指し、実際の利用環境を意識した内容となる予定。

 スピードネットでは、2.4GHz帯においての無線アクセスサービスを商用化し、FWA(FWA : Fixed Wireless Access)では国内最大規模の事業展開をしている。今回の実験実施により、固定利用(FWA)の無線アクセスシステム市場での位置付けを確固たるものとしていくとしている。

<コメント>
ブロードバンド環境が普及するにつれて、住環境によるインフラの使い分けが必要であることが認知されてきている。FWAもその一つだが、ADSLも高速化を図っており、インフラ間の通信速度の違いは致命的になりかねず、早期の対応が求められている。

関連リンク:スピードネットの発表ページ
boopleSearch
こちらから関連書籍をご購入いただけます
 
インフラ情報↑


Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.