2002/09/09
スピードネット、加入数が20,000件を突破
 
 スピードネットは、2002年9月1日をもって同社の2.4GHz帯を利用した「無線アクセスサービス」の加入件数が20,000件を突破したと発表した。

 スピードネットの「無線アクセスサービス」は、電柱に張り巡らされている光ファイバー網をバックボーンとし、IEEE802.11準拠、2.4GHz帯の無線LAN技術を採用し、データ実効速度 1.5Mbps(最高)を実現する。

 2001年5月にさいたま市からサービスを開始、2002年2月の第5期エリア拡大による首都圏23市区へのサービスインから営業・プロモーション活動を本格的にスタートした。

 これに伴い、無線アクセスサービスの加入件数も急増し、今年5月末にはついに10,000件を突破、FWA(Fixed Wireless Access)を利用した無線アクセスとしては世界的にも類を見ない規模でサービス提供を行っているとしている。

 スピードネットでは、サービス提供エリア内において直販営業員による訪問販売を営業活動の主体としており、この8月中旬以降は直販営業を400名体制に拡大し、、10,000加入突破からわずか3ヶ月余りで20,000加入を達成した。

 なお、2002年9月30日(月)までの期間中に加入申込みしたユーザー全員を対象に、導入時の初期費用12,900円が6,000円割り引きになる「無線で6千円(むせん)キャンペーン」も実施している。

<コメント>
一時はDSLなどの普及で影が薄くなってしまったFWAだが、集合住宅など諸条件によりDSLの導入が難しい住環境も明らかになったことで、有望の選択肢として復活してきたことが伺える。

関連リンク:スピードネットの発表ページ
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