NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、2002年5月より商用提供を開始した無線LANサービス「ホットスポット」を、10月以降、東京23区以外のエリアでも提供していくと発表した。
まず、2002年10月から横浜、大阪、札幌の3地域への提供エリアの拡大を行い、その後はさいたま、千葉、名古屋、福岡地域などへの展開を順次行う。
札幌地区に関しては、北海道で商用サービス「Air11」を展開しているワイコムと、アクセスポイントの相互乗り入れの商用サービス提供に向け、10月下旬目途に実証実験を開始する。
今後は、個人ユースのサービス拡充を推進するため、NTT Comが提供する各種サービスとの連携を進めるとともに、ソニーのバイオに搭載されているネットワーク切り替えツール「Smart Network」とホットスポット自動ログインツールとの連動など、端末メーカーとの連携による操作性向上も推進していくとしている。
<コメント>
ホットスポット事業はその普及段階から合従連衡が進む様相を見せ始めた。その中心となる企業の1つがNTT Comになるのはほぼ間違いないだろう。
関連リンク:NTTコミュニケーションズの発表リリース |