2002/10/08
NTT-ME、無線LANサービス「NeoMobile」がWi-Fi ZONEに準拠
 
 エヌ・ティ・ティ エムイー(略称:NTT-ME)は、トライアルを開始している無線LANインターネットアクセス"NeoMobile(ネオモバイル)"において、Wi-Fi Allianceが公衆無線LANアクセスの国際標準規定として策定した"Wi-Fi ZONE"プログラムへ参加すると発表した。

 これにより、"NeoMobile"は、公衆無線LANの国際標準ブランドである"Wi-Fi ZONE"に準拠するサービスとして、Wi-Fi Allianceの規定する一定の品質・利便性・サービス性を満たすサービスであることが広く認知されるよう、"NeoMobile"の全アクセスポイント41ヶ所において、"Wi-Fi ZONE"ロゴを掲示する。

 "Wi-Fi ZONE" は、無線LAN(通信方式:IEEE802.11b)機器および公衆無線LANサービスの国際的な業界団体であるWi-Fi Alliance(ワイファイアライアンス)(旧名称WECA:Wireless Ethernet Compatibility Alliance)が、公衆無線LANアクセスの国際標準規定として策定したもの。
 このWi-Fiによる無線LANパブリックアクセスの国際標準ブランドとして、単に無線機器間の相互接続性の保証だけでなく、公衆無線LANインターネットサービス全般において、一定の品質・サービスを維持し、各公衆無線LAN事業者AP間の相互接続を推進する事業者であることを証明する。

 NTT-MEでは、"NeoMobile"商用化検討を通じて、より多くのISPユーザが、無線LAN事業者の区別無く公衆無線LANサービスを利用できるAP相互利用の推進を図ると共に、"Wi-Fi Alliance"と協調し、広くアジア圏における"Wi-Fi ZONE"の普及推進に向け中心的な役割を果たしていくとしている。

<コメント>
ホットスポット事業も他のインフラと同様、ISP機能、コンテンツ提供機能など、そのレイヤー毎にどこまで提供するかが事業者によって異なる。それを踏まえると、NTT-MEの目指すところがインフラに近いところにあると考えられる。

関連リンク:エヌ・ティ・ティ エムイーの発表リリース
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