2002/10/25
中部電力、FTTH事業サービスのメニューとキャンペーン内容を発表
 
 中部電力ひかりネット・カンパニーは、2002年11月27日から事業開始を予定しているFTTHサービス「commuf@(コミュファ)」の料金やサービス提供条件を定めた契約約款を、総務大臣へ届出したと発表した。

 コミュファのサービスメニューは全部で5タイプ。一般家庭用の「コミュファ・ホーム」では、月額5,800円の「エコノミー」と「スタンダード」の2つのメニューがあり、いずれも最大100Mbpsの通信速度に変わりはないが、「スタンダード」ではメールアカウントが5個、ホームページ容量が50MB、「エコノミー」ではメールアカウント1個のみ提供される。

 集合住宅向けの「コミュファ・マンション」では、建物の構造により異なる方式が提供され、棟内を電話のメタルケーブルで配線し、通信速度が最大50Mbpsの「タイプV」(月額4,500円)と、各戸まで光ファイバを引き込み、最大100Mbpsの「タイプL」(月額3,800円)の2タイプ。そのほか、100Mbpsの通信速度を持ち、接続端末数やメールボックス容量を拡大したオフィス向けの「コミュファ・オフィス」(月額10,500円)も用意される。

 初期費用はコミュファ・ホームとコミュファ・オフィスは25,000円、コミュファ・マンションではタイプVが18,000円、タイプLが12,000円となる。

 なお、サービスに開始に先立ってプレセールキャンペーンを実施。2002年11月1日からサービス開始の11月26日までに申し込みをし、2003年3月31日までにサービス提供を開始するユーザーに対し月額使用料を1カ月無料とする。さらに、導入にあたって工事日を平日昼間に設定すると初期費用を10,000円割り引くとしている。

<コメント>
いよいよ各電力会社のFTTHサービスがスタート。地域ごとに他の事業者のサービス価格を見ながら料金が設定されるため、挑戦的な価格設定が期待されると共に地域格差もクローズアップされていくだろう。

関連リンク:中部電力の発表ページ
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