ソニーコミュニケーションネットワーク(サービス名称So-net)と有線ブロードネットワークス(USEN)は、USENの連結対象子会社であるユーズコミュニケーションズ(UCOM)の光ファイバー(FTTH)インフラを利用したサービスを共同展開することで基本合意したと発表した。
今回の合意により、So-netは、UCOMのFTTHインフラを利用したSo-net FTTH接続サービスを2003年2月目途に提供する。
また、USENは現在進めている営業活動の強化に加え、今回のSo-netとの提携により、マンション(集合住宅)などへのFTTHサービス展開を加速する。
さらに、新サービスの導入と利用促進に向けたSo-netとUSENの関係をより強化するため、So-netはUCOMに対する出資を今後検討するとしている。
<コメント>
So-netは先日もPHSや無線LANのインフラ展開を発表しており、急速にブロードバンドインフラを身に付けようとしている。元々ソニーグループとしてコンテンツには自信があるはずで、今後のシェア争いが注目される。
関連リンク:ソニーコミュニケーションネットワークの発表リリース |