日本通信は、定額・使い放題のワイヤレス通信「bモバイル・プリペイドサービス」のサービス強化の一環として、NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)が提供する無線LANサービス「ホットスポット」を追加の料金支払いや手続き無しの「ネットワーク等価交換方式」により利用可能とする「無線LANローミングサービス」を2003年3月下旬より開始すると発表した。
bモバイル・ユーザーは、「無線LANローミングサービス1日利用(24時間使い放題)につき、bモバイル・プリペイドサービス期間2日間分と相殺する」ネットワーク等価交換方式により面倒な手続きや追加の料金支払い無しで利用可能となる。
また、無線LANローミングサービスを利用する際のユーザー名・パスワードについてはbモバイル独自のものをそのまま認証に利用できる。
日本通信は、今回のNTT Comとの提携を手始めに、各社の「公衆無線LANサービス」との提供を拡大、また今後は、マルチキャリア指向で3Gなどのブロードバンド対応も加速させるとしている。
<コメント>
モバイル環境でのブロードバンドサービスとして期待された定額PHS。これにホットスポットの組み合わせは当面のニーズに沿ったものと言えよう。これに端末の共通化も図られれば理想的。
関連リンク:日本通信の発表リリース |