日本テレコムは、関東総合通信局から5GHz帯 (5.030〜5.091GHz) の周波数を使用した実験用無線局の予備免許を取得したと発表した。
実験は、公衆無線LANによるネット接続サービスのほか、FWA(加入者系無線アクセス)や携帯電話などと組み合わせた屋外サービスの評価やデータ解析などを1年間にわたって実施する。
通信プロトコルはIEEE 802.11aを採用する。無線LAN機器で東洋通信機が協力し、技術サポートを行う。
SI事業者や地方自治体、デュアルモード端末の技術検討を共同で行う通信事業者・通信機器メーカーの参加も呼び掛け、実験後はデータを解析した上で、商用化に向けたビジネスモデルを構築するとしている。
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無線LANは当初5GHzという周波数も話題に上ったが、Wi-Fiという規格とホットスポットというインフラビジネスに影を薄くしていた。FWAとしての用途が残れるかの見極めになるだろう。
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