2003/07/03
JR西日本、NTTグループ2社が無線LANサービスの接続実験
 
 西日本旅客鉄道(JR西日本)は、西日本電信電話(NTT西日本)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)と共同で、駅構内における無線LANによるインターネット接続サービスの実験を今秋に開始すると発表した。

 この実験では、複数の無線LAN事業者が1つのアクセスポイントを共同利用する方式(VLAN及びローミング)により、公共スペースである駅での無線LAN利用をより多くのユーザーが体験できるよう目指すもの。実験期間は2003年10月か2004年3月までの6カ月間。

 アクセスポイントはJR西日本の新大阪駅と新神戸駅の待合スペース。実験に参加できるのは、JR西日本が募集する接続モニターをはじめ、NTT西日本が提供する公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」や、NTT Comの公衆無線LANサービス「HOTSPOT」を利用するユーザー。

 また、JR東日本とJR東海が行なうインターネット接続サービスとのローミングも検討中とし、JR西日本、NTT西日本、NTT Comの3社では、実験の詳細が決定した時点で改めてモニター募集などの告知を行なうとしている。

<コメント>
少々停滞感の強いホットスポットサービスだが、無闇な投資ができないという事業者の都合から慎重な合従連衡が進められているという印象。

関連リンク:NTT西日本の発表リリース
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