東海旅客鉄道（JR東海）は、エヌ・ティ・ティ エムイー（NTT-ME）と共同で2003年4月21日より開始した、東海道新幹線「のぞみ」停車駅での『公衆無線ＬＡＮを利用した高速インターネット接続実験』の利用可能エリアを同「のぞみ」停車全駅に拡大するとともに、有料トライアルに移行すると発表した。
有料トライアルの実施期間は、2003年7月25日から2004年3月31日まで。それにともない、有料トライアルに参加するインターネットサービスプロバイダ（参加ISP）の会員向け登録が開始される。
利用料金は申し込むISPにより異なるが、DTIでは1日200円で、WAKWAKではダイアルアップ接続が無制限で可能なワイド系コースのユーザーは追加料金なしで有料トライアルに参加できる。
提供エリアは、現行の東京駅・新大阪駅に加え、その他の「のぞみ」停車全駅（新横浜・名古屋・京都各駅）でも利用可能となる。また、2003年10月1日に開業する品川駅でも利用可能となる。
＜コメント＞
普及の成否を占う利用料金もトライアルとはいえビジネス利用には許容範囲か。ノートパソコンを開く時間も取りやすい新幹線停車駅であれば、利用率も期待できる。
関連リンク：NTT-MEの発表リリース |
