エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)は、相模鉄道と西武鉄道沿線で公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」を本格提供すると発表した。
無線LAN倶楽部は、IEEE 802.11bに対応した公衆無線LANサービスで利用料金は定額で月額1,500円。
同サービスでは、インターネット接続サービスのほか、PDA向けに無料、もしくは有料のデジタルコンテンツをダウンロードできる「コンテンツシンクロサービス」も提供している。
サービスの本格提供が開始される相模鉄道沿線は、2003年4月から6月末まで行われた「無線LAN倶楽部トライアル」において、サービスコンセプトや提供サービスに対する受容性が確認されたことに伴うもの。
8月4日の本格サービス時にサービスエリアとなるのは、横浜駅、二俣川駅、緑園都市駅の3駅、および湘南台駅近くの飲食店オリーブの木 湘南台南口店、希望ヶ丘駅近くのドトールコーヒーショップ 希望ヶ丘店の合計5カ所。
そのほか、大和駅、湘南台駅の2駅と、湘南台駅近くのドトールコーヒーショップ 湘南台西口駅前店でも、今後サービスを提供する予定だという。
なお、10月下旬から西武鉄道沿線でサービスが開始されるのは、池袋駅や石神井公園駅、練馬駅、所沢駅の4駅。
<コメント>
鉄道の駅とPDAに特化したホットスポットサービスは順調にエリアを広げている模様。有料会員の数は公表していないが、新しいコンセプトのPDAが登場し始めており、ブレイクポイントが期待される。
関連リンク:NTT-BPの発表リリース |