2003/07/30
KDDI、JR東日本と日本テレコムが無線LANサービスで相互ローミング
 
 KDDIは、「KDDI公衆無線LANスポット実験」において提供中の携帯電話からのワンタイム利用について、東日本旅客鉄道及び日本テレコムが実施中の「無線による、駅でのインターネット接続実験」との相互ローミングを行うと発表した。

 KDDI公衆無線LANスポット実験は、新千歳空港、関西国際空港、宮崎空港の各待合室、東京ドームホテル、センチュリーハイアットなどでサービスを展開。サービス対象はDION、KCOM会員のほか、au携帯電話からもIDとパスワードを取得、サービスを利用できる。

 無線による、駅でのインターネット接続実験は、東京駅、新宿駅、渋谷駅といったJR東日本の駅構内を中心にサービスを展開。こちらもKDDIと同様に対応プロバイダーのほか、J-フォンの携帯電話ユーザーがIDとパスワードを取得できる。

 実験期間の2003年7月30日から9月30日までは両サービスの相互ローミングが実施され、どちらか1サービスの対象ユーザーであれば、もう1方のサービスも利用できる。
 そのためau携帯電話でJR東日本のサービス、J-フォン携帯電話でKDDIのサービスを利用することもできる。ただし、KCOMのみJR東日本のローミング対象外となる。

<コメント>
ますます広がる無線LANスポットサービスのローミング。携帯電話キャリアとしてはKDDIが力を入れているような印象があるが、いかんせん利用場所が少ない。本格サービスが待ち遠しい。

関連リンク:KDDIの発表リリース
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