2003/09/30
JR西日本など、共用方式によるホットスポット実験を開始
 
 西日本旅客鉄道(JR西日本)、西日本電信電話(NTT西日本)及びNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、複数の無線LAN事業者が1つのアクセスポイントを共同で利用する方式(VLAN及びローミング)により、駅構内における無線LANによるインターネット接続サービス「エキLANスポット」の実証実験を2003年10月1日(水)から開始すると発表した。

 「エキLANスポット」のエリアは、新大阪駅の在来線改札内にある乗換待合スペース、喫茶「フローラ新大阪」、新神戸駅の新幹線改札内の待合スペースの2駅3カ所。

 実験モニターはNTT西日本の「フレッツ・スポット」、NTT Comの「HOTSPOT」、実験参加プロバイダーの利用者のうち、モニターの登録を行なったユーザー。

 実験参加プロバイダーは@nifty、OCN、ODN、So-net、T-com。さらにBIGLOBE、bモバイル、DION、JENS SpinNet、Panasonic hi-ho、シャープスペースタウン、ぷららが追加される予定。

 実験期間は2003年10月1日から2004年3月14日まで。

<コメント>
前払いのスクラッチカードを導入するなど、実際の商用サービスを意識された実験には期待されたが、やはり事業採算性の目処が立たなかったものと見られる。

関連リンク:NTT西日本の発表リリース
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